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sitemap format(sitemap.xml format)完全リファレンス|全タグ仕様・拡張形式一覧【2026年版】 (sitemap-xml-format-spec)
SEO最終更新日: 2026年8月3日初出: 2026年5月20日

sitemap format(sitemap.xml format)完全リファレンス|全タグ仕様・拡張形式一覧【2026年版】

sitemap.xmlのformat仕様を全タグ・値域で網羅。拡張namespaceと検証エラー対処を2026年版で解説。

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目次(23項目)

sitemap format(sitemap.xml format)完全リファレンス|全タグ仕様・拡張形式一覧【2026年版】

この記事の結論(sitemap format の要点): sitemap format(sitemap xml format)は sitemaps.org プロトコル 0.9 が唯一の標準仕様で、<urlset> をルートに <url> 配下の <loc><lastmod><changefreq><priority> を組み合わせる。Image・Video・News などの拡張は Google 独自の追加 namespace で記述する。タグの必須/任意・属性・値域・エスケープルールを正しく押さえれば、バリデーションエラーで GSC に弾かれることは起きない。

最終更新日: 2026-08-01(2026年8月時点の sitemaps.org プロトコル・Google Search Central 仕様に基づく)

はじめに|この記事の位置づけ

sitemap.xml の「書き方手順」と「運用」はsitemap.xml の書き方と送信手順 でカバーしているため、本記事では sitemap.xml の format 仕様そのもの を網羅的に整理する。タグの値域、属性、エスケープルール、Image・Video・News などの拡張 namespace まで踏み込むので、「自前ジェネレーターを書く」「既存ライブラリの出力を仕様面から検証する」用途のリファレンスとして利用してほしい。

フォーマットの選択肢(XML / RSS / Atom / TXT)の比較はsitemap のフォーマット種類と使い分け を参照。本記事は XML 形式に絞った仕様書である。

XML 宣言と namespace|sitemap.xml の前提仕様

sitemap.xml は標準 XML 1.0 のサブセットで、UTF-8 でエンコードされた XML ファイル として配置する。ファイル先頭で XML 宣言と sitemaps.org の namespace を必ず宣言する。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  <!-- url 要素を 1 件以上 -->
</urlset>
仕様項目内容
XML バージョン1.0(XML 1.1 は非対応)
文字エンコードUTF-8 固定
BOMあっても無くても OK(無し推奨)
ルート要素<urlset>(URL 列挙)または <sitemapindex>(sitemap 一覧)
デフォルト namespacehttp://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9
拡張 namespaceImage / Video / News はそれぞれ独自 URI を追加宣言

よくあるエラー: ファイルを Shift_JIS や CP932 で書き出すと GSC が「文字エンコードが UTF-8 ではない」エラーを返す。テキストエディタの保存設定で UTF-8(BOM 無し)を必ず選ぶこと。

<urlset><url> の format 仕様

通常の sitemap.xml は <urlset> をルートに、<url> 要素で 1 件ずつ URL を列挙する。

<urlset>(ルート要素)

属性必須内容
xmlns必須http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9 を固定値で指定
xmlns:image任意Image sitemap を併用するときに追加
xmlns:video任意Video sitemap を併用するときに追加
xmlns:news任意News sitemap を併用するときに追加
xmlns:xhtml任意hreflang 多言語アノテーションを書く時に追加

<urlset> の中には <url> 要素を 1 件以上 50,000 件以下 並べる。空の <urlset> は仕様上 invalid ではないが、GSC では「0 URL」として警告対象になる。

<url>(URL エントリ)

<url> は 1 件の URL を表すコンテナで、子要素として <loc>(必須)と任意の <lastmod><changefreq><priority> を持つ。

<url>
  <loc>https://example.com/articles/sitemap-xml-format-spec</loc>
  <lastmod>2026-05-20</lastmod>
  <changefreq>monthly</changefreq>
  <priority>0.6</priority>
</url>
子要素必須値域補足
<loc>必須http(s) 絶対 URL・最長 2,048 文字XML エスケープ必須
<lastmod>任意W3C Datetime(YYYY-MM-DD または YYYY-MM-DDThh:mm:ss+TZGoogle が最重視
<changefreq>任意alwayshourlydailyweeklymonthlyyearlyneverGoogle は 2017 年以降ほぼ無視
<priority>任意0.0〜1.0(小数 1 桁推奨、0.5 がデフォルト相当)Google は無視

<url> の中に同名の子要素を複数回入れることは仕様違反になる。例えば <loc> を 2 つ書いた <url> は GSC のパース時にエラーを返す。

<loc> のエスケープと正規化ルール

<loc> の中身は XML エンティティとしてエスケープした絶対 URL を入れる。エスケープ漏れは sitemap.xml で最も多い構文エラーなので、生成ロジックで必ず処理する。

文字エスケープ後
&&amp;
'&apos;
"&quot;
>&gt;
<&lt;

例えばクエリパラメータ付き URL https://example.com/?q=ai&utm_source=x は次のように書く。

<loc>https://example.com/?q=ai&amp;utm_source=x</loc>

URL の正規化チェックリスト

  • スキームは http:// または https:// のみ(//example.com/ は不可)
  • ホスト名は sitemap.xml の設置パス以下に限定(/sub/sitemap.xml から https://other.example.com/... は宣言不可)
  • 非 ASCII 文字は Punycode(ホスト名)/ percent-encoding(パス・クエリ) に変換
  • フラグメント(#section)は付けない(Google は無視)
  • <link rel="canonical"> で他 URL を指している URL は入れない(canonical URL と矛盾するため)

<lastmod> の format と運用

<lastmod>W3C Datetime 形式RFC 3339 サブセット相当)に従う。書ける format は次の 3 通り。

format用途
年月日のみ2026-05-20日次更新で十分な記事系
年月日+時刻+タイムゾーン2026-05-20T09:00:00+09:00時刻まで意味がある場合
UTC(Z)2026-05-20T00:00:00Z国際的なシステム連携時

Google の評価ロジック

  • 全 URL で <lastmod> が同じ日付になっている sitemap は信頼性スコアが下がる(Google のサンプリングで「実際は更新されていない」と判定された場合、以降 <lastmod> が無視されることがある)
  • 未来日付(例: 2030-01-01)は invalid 扱い、もしくは無視される
  • <lastmod> の更新と本文の実質変更が乖離していると、Google は次回以降の sitemap.xml 全体の信頼度を下げる

「sitemap を出力するたびに当日の日付を全 URL に書く」運用は仕様的には valid だが、Google の信頼性評価上は推奨されない。本当に本文が変わった URL だけ更新日を変える ロジックでジェネレーターを実装する。

<changefreq><priority> の仕様と現実

<changefreq> は更新頻度のヒント、<priority> はサイト内の相対優先度を表す。

<changefreq> の有効値

alwayshourlydailyweeklymonthlyyearlynever の 7 種類のみが仕様で許容されている。それ以外(例: bi-weekly)を書くと GSC でバリデーションエラーになる。

<priority> の値域

0.0〜1.0 の小数。仕様上は 0.5 がデフォルトの目安。1.0 が最優先で 0.0 が最低優先という意味だが、サイト内での相対値 であり「他サイトより自分の URL を優先」という意味は持たない。

Google の扱い(2026 年時点)

Google は両タグを クロール優先度の決定にほぼ使っていない ことを公式ブログ・John Mueller 発言・Search Off the Record などで継続的に表明している。Bing も同様に重視していない。

実務的な判断

  • 新規 sitemap を書くなら <changefreq><priority> は省略してよい
  • 既存サイトで残っているならわざわざ消す必要も無い(バリデーションは通る)
  • どうしても入れる場合は 嘘の値で全 URL を一律埋める より、本当の更新頻度に応じて素直に振る方が無害

sitemap index ファイルの format 仕様

50,000 URL × 50MB の上限を超える場合は、複数の sitemap.xml を sitemap index で束ねる。ルート要素は <sitemapindex>、子要素は <sitemap> を 1〜50,000 件並べる。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<sitemapindex xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  <sitemap>
    <loc>https://example.com/sitemap-articles.xml</loc>
    <lastmod>2026-05-20</lastmod>
  </sitemap>
  <sitemap>
    <loc>https://example.com/sitemap-glossary.xml</loc>
    <lastmod>2026-05-18</lastmod>
  </sitemap>
</sitemapindex>
要素必須内容
<sitemapindex>必須ルート要素・sitemaps.org 0.9 namespace
<sitemap>1 件以上個別 sitemap ファイルへのエントリ
<sitemap> 配下 <loc>必須子 sitemap ファイルの絶対 URL
<sitemap> 配下 <lastmod>任意(推奨)子 sitemap の最終更新日時

index の制約

  • 1 つの index に直接列挙できる sitemap ファイルは最大 50,000 個
  • index の中に別の index を入れる「入れ子の index」は仕様で 禁止(Google は invalid として扱う)
  • 子 sitemap も親 index と 同じドメイン(または親 index の設置パス以下) に置く必要がある

拡張フォーマット|Image・Video・News sitemap

通常の sitemap.xml に Google 独自の拡張 namespace を追加すると、画像・動画・ニュース記事のメタデータをクローラに直接渡せる。

Image sitemap

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
        xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1">
  <url>
    <loc>https://example.com/articles/sitemap-xml-format-spec</loc>
    <image:image>
      <image:loc>https://example.com/img/spec-hero.png</image:loc>
    </image:image>
    <image:image>
      <image:loc>https://example.com/img/spec-table.png</image:loc>
    </image:image>
  </url>
</urlset>
要素必須内容
<image:image>必須画像 1 件のコンテナ
<image:loc>必須画像ファイルの絶対 URL

1 つの <url><image:image> を最大 1,000 件 入れられる(実用上は多くて数十件)。

Video sitemap

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
        xmlns:video="http://www.google.com/schemas/sitemap-video/1.1">
  <url>
    <loc>https://example.com/lessons/llmo-basics</loc>
    <video:video>
      <video:thumbnail_loc>https://example.com/thumb/llmo-basics.jpg</video:thumbnail_loc>
      <video:title>LLMO の基礎を 10 分で理解する</video:title>
      <video:description>LLMO(Large Language Model Optimization)の基本概念と AI 検索エンジンへの最適化アプローチを実例とともに整理した入門動画です。</video:description>
      <video:content_loc>https://example.com/video/llmo-basics.mp4</video:content_loc>
      <video:duration>620</video:duration>
      <video:publication_date>2026-05-20T09:00:00+09:00</video:publication_date>
    </video:video>
  </url>
</urlset>

主要な必須・推奨要素は以下のとおり。

要素必須値域
<video:thumbnail_loc>必須サムネイル画像 URL
<video:title>必須100 文字以内のタイトル
<video:description>必須2,048 文字以内の説明
<video:content_loc><video:player_loc> と択一必須動画ファイル URL
<video:player_loc>同上動画プレイヤー URL
<video:duration>任意(推奨)秒数(1〜28800)
<video:publication_date>任意(推奨)W3C Datetime

News sitemap

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
        xmlns:news="http://www.google.com/schemas/sitemap-news/0.9">
  <url>
    <loc>https://example.com/news/ai-overview-update-2026</loc>
    <news:news>
      <news:publication>
        <news:name>aiseo-llmo.com 編集部</news:name>
        <news:language>ja</news:language>
      </news:publication>
      <news:publication_date>2026-05-20T08:00:00+09:00</news:publication_date>
      <news:title>Google AI Overview 2026 年 5 月アップデート速報</news:title>
    </news:news>
  </url>
</urlset>

News sitemap には 公開から 2 日以内の記事のみ を入れる制約があり、<news:publication_date> は時刻まで指定する。 1 ファイル最大 1,000 URL かつ 50MB(圧縮前)。Google News Publisher Center に承認されたサイトでのみ実効性がある。

ファイルサイズ・URL 数の上限と圧縮仕様

制約補足
1 ファイルあたり URL 数50,000 件URL 数で sitemap index に分割
1 ファイルあたりサイズ50MB(解凍後)gzip 圧縮しても解凍後の閾値で評価
<loc> の最大長2,048 文字超える URL は sitemap に入れられない
1 つの index に直接束ねられる sitemap50,000 個入れ子 index は不可
News sitemap の URL 数1,000 件公開から 2 日以内に限る

圧縮形式: gzip 圧縮(sitemap.xml.gz)が標準。zip / bzip2 / xz など他形式は Googlebot が扱わない。圧縮ファイルの拡張子は .xml.gz を使うこと。

実例で見る|本番サイトの sitemap format 運用(一次データ)

結論: 本記事を掲載する aiseo-llmo.com 自体の sitemap.xml を 2026年8月時点で実査すると、sitemap index format の教科書どおりの構成に加え、仕様書だけでは気づきにくい「空の <urlset>」という実運用上のミスも同時に確認できた。

sitemap format の仕様は文章で読むより、実際に本番稼働しているファイルを確認したほうが理解が早い。本サイト(aiseo-llmo.com)の sitemap.xml を実際に取得し、format を検証した結果は以下のとおり。

子 sitemap ファイルURL 数ファイルサイズ用途
sitemap-static.xml20件約3.2KBトップページ等の固定ページ
sitemap-articles.xml575件約109KB記事コンテンツ(本記事もここに含まれる)
sitemap-glossary.xml79件約13KB用語集ページ
sitemap-keywords.xml67件約12.5KBキーワード別ページ
sitemap-reports.xml0件110バイトレポートページ(実装未了)

ルートの sitemap.xml<urlset> ではなく <sitemapindex> を採用し、コンテンツタイプごとに 5 つの子 sitemap へ分割する構成になっている。50,000 URL の上限にはまだ遠いが、「1 sitemap = 1 コンテンツタイプ」で分割しておくと GSC のレポートが読みやすいという、本記事「Image・Video・News sitemap」節で触れた運用ノウハウをそのまま体現した実例といえる。

一方で sitemap-reports.xml<urlset> の中身が 0 件だった。これは本記事「<urlset><url> の format 仕様」節で触れた「空の <urlset> は仕様上 invalid ではないが GSC では『0 URL』警告の対象になる」という注意点そのものの実例で、レポート機能の実装が未了のまま sitemap だけ先に生成されている状態を示している。format 仕様を満たしていても、運用上は空 sitemap を放置しないことが望ましい。

さらに sitemap-articles.xml の中身を見ると、575 件すべての <url><changefreq>weekly</changefreq><priority>0.7</priority>一律になっていた。本記事「<changefreq><priority> の仕様と現実」節で解説したとおり、Google はこの 2 タグをほぼ無視しているため、更新頻度に関わらず固定値を流し込む実装は仕様違反ではなく、実務上もありふれた妥当な選択だとわかる。

クロール速度への効果(第三者データ): sitemap format 自体が検索順位を上げるわけではないが、クロール発見速度には明確な差が出る。SEO 支援会社アレグロマーケティングが公開している Moz の検証データによると、XML サイトマップを送信した場合の Googlebot 平均到達時間は約 14 分、送信しなかった場合は約 1,375 分(約 23 時間)と、約 100 倍の差が報告されている(出典: アレグロマーケティング「XMLサイトマップの作り方・更新・分割運用までを押さえる実践ガイド」)。format が正しくても sitemap 自体を送信していなければこの効果は得られないため、GSC への送信手順はsitemap.xml の書き方と送信手順を参照してほしい。

ありがちなバリデーションエラーと修正パターン

GSC の「サイトマップ」レポートで頻出するエラーと修正方法をまとめる。

  1. 「URL がサイトマップで指定された場所ではありません」: sitemap.xml の設置ディレクトリ以下の URL しか書けない仕様に違反している。/sub/sitemap.xmlhttps://example.com/articles/... を宣言する場合は、sitemap をドメインルートに置くか、もしくは domain-wide sitemap として GSC に「ドメインプロパティ」として登録する。
  2. 「サイトマップを読み取れません」: ファイル取得時の HTTP 4xx / 5xx、robots.txt での Disallow、または DNS エラーが原因。curl -I https://example.com/sitemap.xml で 200 を返すか確認。
  3. 「圧縮形式が不正です」: .gz 以外で圧縮した、または圧縮していないのに .gz 拡張子で配信している。Content-Encoding と拡張子を一致させる。
  4. 「不正な XML」: タグの閉じ忘れ・属性のクオート抜け・エスケープ漏れ。生成ロジックで XML パーサーを通してから保存する。
  5. 「不正な日付形式」: <lastmod>2026/5/20May 20, 2026 のように W3C Datetime 以外で書いた。YYYY-MM-DD に揃える。
  6. 「サイトマップに URL が含まれていません」: 空の <urlset> か、<url> の子要素 <loc> が無い。
  7. 「URL が他のホストを指しています」: cross-host URL を sitemap に入れた。sitemap.xml は設置ドメイン内の URL に限定する。
  8. 「Submitted URL marked noindex」: sitemap に入れた URL が noindex 指定。sitemap.xml は「インデックスして欲しい URL」のホワイトリストなので、noindex 指定 URL は除外して再生成する。

仕様準拠の検証は sitemaps.org のオンラインバリデータxmllint --schema を使うのが手早い。

まとめ|sitemap.xml format を仕様準拠で運用するために

sitemap.xml の format は sitemaps.org 0.9 が唯一の標準で、Google・Bing 共通の前提仕様だ。

  • ルート要素は <urlset> または <sitemapindex> の二択、namespace は http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9 を固定で宣言する
  • 必須タグは <loc> のみ、<lastmod> は推奨だが嘘の日付を入れると逆効果
  • <changefreq><priority> は省略可、Google は実質無視している
  • Image / Video / News は Google 独自の追加 namespace で書ける拡張、必要に応じて 1 sitemap 内に併記してよい
  • 50,000 URL × 50MB の上限を超えたら sitemap index で分割、入れ子 index は不可
  • 文字コードは UTF-8 固定、URL は XML エンティティでエスケープしてから <loc> に入れる

「format がおかしくて GSC に弾かれた」「拡張 namespace の書き方が知りたい」というケースには、本記事の表とコード例を直接 sitemap ジェネレーターの実装に落とし込んでほしい。書き方の手順と運用はsitemap.xml の書き方と送信手順、フォーマット選択の比較はsitemap のフォーマット種類と使い分け を併読すると、仕様 → 実装 → 運用の流れが一直線で繋がる。

よくある質問

Q. sitemap.xml の format は 1.0 と 0.9 のどちらが正しいですか? A. sitemaps.org が公開しているプロトコルバージョンは 0.9 のみで、これが Google・Bing・Yandex で共通サポートされる唯一の標準です。xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" を namespace として宣言します。XML 自体のバージョンは XML 宣言の version="1.0" を使います。

Q. 日本語 URL を含むサイトでは sitemap.xml の <loc> をどう書けばいいですか? A. 日本語など非 ASCII 文字は percent-encoding(URL エスケープ)してから <loc> に入れます。例えば https://example.com/articles/サイトマップhttps://example.com/articles/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97 と書きます。ホスト名に日本語が含まれる場合は Punycode(xn--...)に変換します。

Q. <lastmod> を全 URL で当日の日付にして毎日出力していいですか? A. 仕様上は valid ですが、Google は実質的な更新の有無を本文の差分で検証しています。本文が変わっていないのに <lastmod> だけ更新する運用が続くと、Google が sitemap.xml 全体の <lastmod> を以降参考にしなくなることが報告されています。実際に本文が変わった URL だけ 日付を更新するロジックでジェネレーターを書くのが安全です。

Q. sitemap index の中に sitemap index を入れることはできますか? A. sitemaps.org の仕様では明確に 禁止 されています。<sitemapindex> の子要素には <sitemap>(= 通常の sitemap.xml ファイル)しか入れられません。50,000 sitemap × 50,000 URL = 25 億 URL までは「1 階層の index」でカバーできるため、入れ子にする必要があるサイトは現実にはほぼ存在しません。

Q. Image・Video・News の拡張 namespace を 1 つの sitemap に同居させていいですか? A. 仕様上は問題なく、<urlset> に複数の xmlns:imagexmlns:videoxmlns:news を並べて宣言できます。ただし運用上は コンテンツタイプごとに sitemap を分け、sitemap index で束ねた方が GSC レポートの読みやすさ・更新タイミングの分離・サイズ制御の点で扱いやすいです。

Q. RSS や Atom フィードでも sitemap として認識されますか? A. はい。sitemaps.org の仕様は XML format に加えて RSS 2.0・Atom 1.0・テキスト sitemap も sitemap として認めています。フォーマット別の使い分けはsitemap のフォーマット種類と使い分け を参照してください。XML format が最も表現力が高く、Image・Video など拡張も使えるため、新規サイトでは XML format を選ぶのが標準です。

Q. sitemap.xml を AI 検索クローラ(ChatGPT Search・Perplexity)も読みますか? A. AI 検索は Google や Bing のインデックスを引きながら独自クローラも併用しており、ホスト内 URL の発見補助として sitemap.xml を参照するケースがあります。LLMO 観点では sitemap.xml の網羅性とllms.txt の要約性を併用するのが現時点の現実解です。

Q. sitemap format と sitemap xml format は同じ意味ですか? A. はい、同じものを指します。sitemap には XML 以外に RSS / Atom / TXT の format もあるため、「XML 形式の sitemap の書式」を明確にしたいときに「sitemap xml format」と表記されます。

Q. sitemap.xml の filename(ファイル名)は sitemap.xml 以外でも良いですか? A. 仕様上は自由です。ファイル名自体に format 上の制約はなく、sitemap-articles.xml のような任意の名前で分割・命名できます。重要なのはファイル名ではなく <urlset> / <sitemapindex> の中身が仕様に沿っていることです。実際に aiseo-llmo.com でも sitemap-articles.xml sitemap-glossary.xml のようにコンテンツタイプ別の名前で分割運用しています(詳細は本記事「実例で見る」節)。

Q. <url> 要素の並び順に format 上の意味はありますか? A. ありません。sitemaps.org の仕様に <url> の順序規定はなく、Google も並び順をクロール優先度の判断材料にしないと明言しています。生成ロジックの都合(DB の更新日順・ID 順など)で並べて問題ありません。

Q. WordPress 以外の CMS や静的サイトでも sitemap format は共通ですか? A. はい、共通です。sitemap.xml は sitemaps.org が定める XML format の仕様であり、生成元が WordPress プラグインでも静的サイトジェネレーターでも自前実装でも、出力される <urlset> の中身が同じ format 仕様を満たしていれば有効です。

Q. sitemap.xml が無い場合と設置した場合で何が変わりますか? A. 内部リンクが十分なサイトでは検出に大差はありませんが、大規模サイトや新規ページの発見速度には明確な差が出ます。本記事「実例で見る」節で紹介した第三者データでは、sitemap 送信の有無で Googlebot 到達時間に約 100 倍の差(14分 vs 約23時間)が報告されています。

Q. モバイル用ページと PC 用ページで URL が別々の場合、sitemap format はどう書きますか? A. 別々の URL 構成(m.example.com 等)の場合は、xmlns:xhtml を宣言したうえで <url> 内に <xhtml:link rel="alternate" media="..."> で対応 URL を相互参照させる形式が sitemaps.org の拡張仕様として用意されています。レスポンシブ実装(URL 共通)であれば通常の <urlset> のみで対応不要です。

Q. <lastmod> を更新すると Google のクロール頻度は本当に上がりますか? A. 一時的には上がりますが、本文が実際に変わっていないのに <lastmod> だけ機械的に更新し続けると、Google がその値を信用しなくなり効果が薄れます(本記事「<lastmod> の format と運用」節参照)。

関連用語

  • sitemap.xml – 検索エンジンに URL リストを伝える XML ファイル
  • Google Search Console – sitemap.xml の送信とエラーレポートを扱う Google 公式ツール
  • canonical URL – 重複コンテンツに対して優先 URL を指定する仕組み
  • noindex – ページを検索インデックスから除外するメタディレクティブ
  • robots.txt – クローラに対するクロール許可・拒否を指示するファイル
  • llms.txt – LLM 向けにサイト情報を提示する標準仕様

関連記事

参考文献

  1. Sitemaps XML formatsitemaps.org(参照: 2026-05-20)
  2. Build and submit a sitemapGoogle Search Central(参照: 2026-05-20)
  3. Image sitemapsGoogle Search Central(参照: 2026-05-20)
  4. Video sitemapsGoogle Search Central(参照: 2026-05-20)
  5. Google News sitemapGoogle(参照: 2026-05-20)

関連用語

  • インデックス

    インデックスとは、クローラーが集めたページをGoogleがデータベースに登録すること。インデックスされて初めて検索結果に表示される対象になります。「索引」とイメージすると分かりやすい用語です。

  • hreflang

    hreflangとは、多言語サイトで「このページは何語版か」「他の言語版はどこにあるか」を検索エンジンに伝えるタグ。日本人には日本語版、英語ユーザーには英語版を表示するために使います。

  • llms.txt

    llms.txtとは、サイト運営者がAIクローラーに「このサイトの重要な情報はここ」と伝えるためのMarkdownファイルの提案。2024年9月にJeremy Howard氏が提唱し、急速に普及しつつある新しい標準です。

  • キーワード

    キーワードとは、ユーザーが検索エンジンやChatGPT等のAI検索に打ち込む単語・フレーズ。SEO・LLMO両対策の出発点。ビッグ/ロングテール選定基準と無料ツールを使った選び方を初心者向けに解説します。

  • クエリ

    クエリとは、ユーザーが実際に検索窓に入力した検索語のこと。SEOで使う「キーワード」と似ていますが、キーワードが事前に狙う言葉、クエリが実際に打たれた言葉、というニュアンスの違いがあります。

  • sitemap.xml

    sitemap.xmlとは、サイト内のページ一覧をXML形式でまとめたファイル。クローラーに「うちにはこんなページがありますよ」と教えるための地図で、新規サイトのインデックス促進に必須です。

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ツール比較基礎2026/05/09

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ツール比較基礎2026/05/06

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